みんなでお祝いスゲ馬まつり [季節の行事]

昨日は瀬波地区の一大イベント、瀬波スゲ馬まつりが開催されました[exclamation]
早速ひっぱりあそび
このおまつりは旧暦の端午の節句行事で、スゲ(タヌキラン)やウンナ(ウリハダカエデ)の樹皮などで馬を作り、
それを子どもが引っ張って母方の祖父母の家まで歩き、健やかな成長をお祝いしたという瀬波独特の風習です。

6月というのに、暑いくらいのよい天気[晴れ]
朝早いうちから瀬波の道場は準備でにぎやかです。

今回はスゲ馬作りやチマキ作りの体験教室も実施。11名5組のご家族が参加されました。
9時から開会式があり、まずはスゲ馬コースとチマキコースに分かれて体験スタート。
だんだん形になってきた
スゲ馬は1組1台。地元の先生に習いながら作って行きます。
特にお父さん方が、真剣に作成されてました(^^)

同時進行で室内ではチマキ・ホオ葉めし作りも。
チマキ難しい・・・
瀬波のおばちゃんたちに混じって作ります。
甘いだんご生地をササの葉を5~7枚重ねて三角形にした中に包み、スゲの紐で結びます。
私も数個作ってみたのですが、しわがよったりバランスが悪くなったり[たらーっ(汗)]
む、難しい・・・[ふらふら]

一方参加者の方は子どももなかなか手際よく上手に作っています。
瀬波地区に配る分も一緒に手伝ってもらっちゃいました(^皿^)
(下の写真はホオ葉めし。お赤飯にほんのりホオ葉の香りが[るんるん]
ホオ葉の器
2時間ほどでスゲ馬の完成[exclamation×2]
出来上がったスゲ馬を車輪のついた土台にとりつけ、スゲで編んだ縄をつけると出来上がりです[ぴかぴか(新しい)]
個性が出ます
1頭1頭微妙に違うのも手作りならではの魅力です[揺れるハート]
子どもたちはさっそくひっぱって走り回り、歓声をあげてました[グッド(上向き矢印)]

体験教室が一段落したらふるまいのもちつき大会。
もちつきぺったん
白餅と草餅を2臼ずつつきました。
ついたもちはきなこをまぶして、さっそくふるまわれます。
つきたてのもちは何よりのごちそう[黒ハート]
大人もこどもも大喜びでした。
つきたてもち
白山里までスゲ馬を引いて歩いて戻り、おまつり終了。
参加者の皆さんも、楽しかった、また来年も来たい!と言ってくださりました(*^^*)

子どもの成長を集落全体で祝う、というシンプルなおまつり。

派手さはないですが、素朴であったかいおまつりだと思います。

いつまでも続いてほしい行事です。
nice!(7)  コメント(4)  トラックバック(0) 

nice! 7

コメント 4

たつじん

スゲ馬祭り、珍しくて素朴なお祭りですね。
皆さんの作ったスゲ馬、ちゃんと馬らしくできてますね。
このスゲ馬、お祭りが終わったらどうしちゃうんでしょう?
とっておくの?燃やすの?川に流すの?

by たつじん (2013-06-11 00:31) 

きょん

たつじんさん 
スゲ馬のその後は特に聞いてないんですが、
壊れるまで遊んでさようなら、のお家もありますが、
1年間飾ってまた来年作りなおす、というお家もあるようです。
by きょん (2013-06-11 11:49) 

未来

こんな素朴な行事に参加できるなんて幸せなことですね。
僕もこんな行事に参加してみたいです。
by 未来 (2013-06-12 10:18) 

きょん

未来さん 
白山麓では地域ごとに実施するお祭りが今でも残っていて、
どれも素朴であたたかいです。
未来さんにも実際に見てもらいたいですね。
by きょん (2013-06-12 15:45) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

爽やか♪お風呂おしらせ ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。